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B子@和田喜代美。

珍しく リアルタイムで観ることの出来た 「ちりとてちん」 ですが・・・。
思ったのは、
オイラは 「B子」 タイプやな・・・、というコト。
喜代美の気持ち、何となく分かるんです。
いつも、誰かの背中を追いかけて、スポットライトは当てるほうで。でも何をやってもなかなか上手くいったためしがない・・・。
そんな彼女の気持ちも気付かず、A子@和田清海は、親友のつもりで喜代美の 「隣」 にいる・・・。
違うんですよね。
B子目線でのA子は、隣ではなく、いくら追いかけても背中しか見えない相手なんです。常に一歩も二歩も高いところにいる見上げる存在なんです。
B子の焦りと苛立ちが積み重なり、自分の周りがどんどん狭くなっていく。
そしてついには、自分の居場所さえも分からなくなって・・・。

困窮しきって心まで冷え切ってしまっていた彼女を救ったのは、一服のお茶。
草若師匠が入れてくれたそのお茶は、まるで喜代美の心をふんわりと包み込むように、あるいは内側からじ~~んと染み渡るように、彼女を温め解してくれたのです。

人の心をもてなす。心に伝わる所作を行なう。一服のお茶から気付いた喜代美。
自分の周りを取り囲む「困難」と言う殻をひとつずつ破り、その殻のかけらさえも 「落語に打ち込む思い」 という 「漆」 に織り交ぜながら研ぎ澄ませていく・・・。
若狭塗り箸を作るかのごとき喜代美の人生は、落語家への本当の入り口を、いまようやく、通る事が出来たのかも知れません。

そして、A子とB子、と言う関係は、おそらくこれから少しずつカタチを変えながら続いていくように思います。もしも年月が経ってからも 「A子」 「B子」 と呼び合うのであれば、それはきっと、どちらに対してのランク付けではなく、同姓同名の親友同士のステキな呼び名になっていて欲しいと思います・・・。

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