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草若師匠 最後の稽古 四草&小草若 編

「地獄八景亡者戯」
(じごくばっけい もうじゃのたわむれ)
ドラマ 「ちりとてちん」 、今回は、師匠が病床で4人の弟子たちにつけていた最後の稽古に注目してみました。
この 「噺」 は、全編で約1時間強の大ネタです。簡単なあらすじを兼ねて、4人が受け持つパートと、稽古をつける師匠の気持ち、・・・ オイラの気持ちもかなりに入ってますが、予想してみたいと思います。

第1幕  若旦那がフグに当たって地獄へ   四草

第2幕  三途の川の渡し賃のやり取り    小草若

先ず、四草。
噺の導入部分、フグのくだりがメインです。
「ええカッコしぃやな~。もっとアホらしゅう。」
と言われていた四草。
弟子の中で唯一大学出、商社勤務を辞めて落語の道へ入った彼は、自分の周りの人間が 「アタマの悪い人たち」 ばかりだと思うこともしばしば。
「妾の子ども」 と言う境遇もあり、世の中を斜に構えていた四草に対して、師匠はいつも
「もっと素直に気持ちを出して欲しい」
「滑稽噺は面白おかしく、人情噺は、心からしみじみと・・・、お客さんとひとつの心になるコトが噺家の妙」
「それが出来て、初めて 『端整さ』 と 『丹精さ』 が合わさった 『算段の平兵衛』 も演れるようになる」 と、 伝えたかったのかも・・・。

続いて、小草若。
「自分にない物を演じようとしてもダメ」
ムリに上手く魅せようとせず、自分の芸風をトコトン演じて欲しい。
「底抜けに~」 は、それが小草若だから出来た芸。
実の息子だから、とあえて他の弟子たちよりも厳しく指導した小草若・・・。
でも師匠は彼の魅力的な部分をちゃんと観ていました。
なので端整に演るよりも小草若の自前のテンポでお客さんの心を掴んで欲しい。と言う気持ちでもあったのかも・・・。三途の川の渡し賃のくだりですが
「底抜けに高いがな~」
とか言うセリフも聴けるのでしょうか?

そうそう、フグを食べてフグに地獄に来た若旦那。
御付の芸者さんたちと大勢で来たので、三途の川の渡し賃の団体割引を申請したそうです。(笑) これホント。

もひとつオマケ。
四草のパートが、その若旦那が地獄に来る場面なんですけど、師匠が思いを込めていた
「その道中の陽気なこと」
と言うセリフも四草が演じます。

後編 草々&草原兄さん 編に続きます。

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