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草若弟子の会 ~それぞれの地獄八景~

16日 (土) の 「ちりとてちん」 ・・・、
草若弟子の会、兄弟子4人、魅せてくれましたね~~。
この「弟子の会」・・・、お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実は 「第2回目」 なんですよね。
「1度目」 は・・・、そう、バラバラになっていた4人が再びそろって寝床で演ったあの落語会です。

師匠の復活を導き、そして、今また、師匠に捧げる
「弟子の会」・・・、圧巻でした。

草々。
・・・ の落語は、ホントに文句ナシの出来だったんですね。(^_^;) それよりも若狭 (喜代美) のコトを大切にしろ・・・、これもまた、師匠からの最後の伏線??
意味深ですね~~。

草原兄さん。
「地獄八景」 の見せ場である 「閻魔の出御」 の場面はありませんでしたが、ハメモノがふんだんに入る賑やかな場面はやはり得意だったようで・・・。
まるで師匠の旅立ちを陽気に送り出しているかのようなその様でした。
噛み癖と微妙に天然なトコロもある草原兄さん・・・、でも一番弟子として弟たちを上手くまとめあげる面倒見の良さを師匠はちゃんと見てましたよね。

小草若・・・。
彼にとってはどれ程キツくて辛いで高座であったか・・・。
前夜、師匠に添い寝していたその時、落語家の師弟ではなく、純粋に 「親子」 だったんだと思います。
そして、それは、芸能の世界に生きる父親を持った仁志 (小草若) がずっと望んでいたささやかなひと時だったように思うのです・・・。
出番前に草々と共に泣き崩れた彼。でも、彼は悲しみを越えて、 「底抜けに」 彼らしい高座を務めました。

「小さい草若で 『小草若』 ・・・、いつか 『小さい』 と言う文字が取れるコトを・・・。」
うろ覚えですが、寝床での一門会で、確かこう言っていたのを思い出しました。
この先の展開は、まだわかりませんが、心情的には、小草若には父親を継いで、越えて行って欲しいと思います・・・。

そして、やはり、四草。
フグに当たった若旦那、芸者衆を引き連れて地獄へとやってきて・・・。
若狭 (喜代美) の表情の驚き方から、それまでの四草の芸風ではないコトが読み取れますね。
「もっと、アホらしゅうに・・・」
自分の殻を割って日の光の元に出たヒナの如く・・・、何か一線を越えたように演じる四草。ある意味、この高座で一番変わったのは彼なのかも知れません・・・。
新しい芸の域に入った四草の 「算段の平兵衛」 、やはり必見、ぜひ見てみたい。

最期に師匠。
これはもうファンサービス。
楽屋で若狭 (喜代美) に語りかける場面、衣文掛けに注目です。師匠が消え去った後にはまた、ちゃんと羽織が戻っていました・・・、好い演出~~。

徳利とお猪口を拝借して寝床の熊五郎さんにも、別れの挨拶を。
そして、地獄の入り口にて、このドラマを牽引してきたもう一人の師匠、正太郎お祖父さんと再び共演。
桂米朝さんの演じる 「地獄八景」 には、自身をネタにして、地獄の演芸に 「三代目 桂米朝、近日来演」 と言うくだりもあるんですけど、草若師匠はそれをドラマの人生でそのままやってしまった人でした。
草若師匠も、三代目の徒然亭 草若だったんですね・・・。
江戸は 「粋 (いき) 」、上方は 「粋 (すい) 」 と言う言い方もありますが草若師匠は、まさに 「粋な噺家」 その人でした・・・。

地獄八景、草若師匠。 その道中の陽気なこと・・・。

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