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草若師匠 最後の稽古 草々&草原兄さん 編

四草&小草若 編 からの続きです。

「地獄八景亡者戯」
(じごくばっけい もうじゃのたわむれ)

第3幕 地獄街めぐり、お札を買うくだり       草々
     面白い芸をした者は、特別に天国行き、

第4幕 地獄行きに決まった人たちと閻魔大王、 草原
     鬼たちの珍バトル、「大王飲んで」のサゲ

草々のパートは、地獄の街めぐりとおふだを買うくだり。・・・だと思います。
「上手いな~。」
師匠、兎に角、褒める。でも草々は納得がいきません。実はそれが師匠の狙い。
完璧を求める草々の性格を上手く掴んでいて、草々が自分で納得が出来るまで試行錯誤をさせて稽古をつける、と言う方法でしょうか。

対して、トリの草原兄さんの場合は。
地獄に堕ちた人々が何か面白い芸が出来ると特別に天国に行くコトが出来る、と言う部分と、どうしても地獄行きとなった数人の男たちが、閻魔大王やその手下の人呑鬼 (じんどんき) を相手に面白可笑しなバトルを繰り広げる、 「サゲ」 のくだり。

草原兄さんがサゲまで演り終えると 「もう一回、頭から」 と師匠。
一番弟子で、一番長く師匠の下で修行を積んでいた、草原兄さんの落語は、すでに完成されているのだと思います。
そしてその完成されている芸を保つためには、くり返しの反復練習・・・、いや、草原兄さんの場合は、噛まないための反復練習?

とくに、中盤後半辺りから終盤にかけては、結構アクションが多くなる落語ですので、 「蛸芝居」 で魅せていた草原兄さんの持ち味が生かされるのでは・・・。

ちょっと気に掛かっているのが、草々と草原兄さんのパートの別れ際。
この落語の中盤のクライマックスとして 「閻魔大王」 の登場シーンがあるのですが・・・。

演じるのは草原兄さん??
閻魔大王の登場だけに、結構迫力のある表情をする場面なのです。
草々のいかつい顔もアリなんですけどね~。

さてさて、
兎にも角にも、始まりました 「草若弟子の会」 。
若狭 (喜代美) ~~、やるじゃないですか~。スゴイ! あえて病床の師匠をマクラに使う・・・。
でも、それが師匠に観てもらいたかった若狭 (喜代美) の落語なんだと思いました。

今週、クライマックス、師匠は確かに弟子たち5人の落語をしっかりと観ています。
病床で、意識は無くとも、弟子たちの演じる落語を確かに感じながら、
その想いは遥か永遠にどこまでも、どこまでも・・・。
ヒグラシの魂は鳴きやまず、

「その道中の 陽気なこと」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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