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生命 ( いのち ) を見つめた そのカメラ・・・。

 
少し前のコトになりますが、
NHKで 「緩和ケア」 を取り扱った特集番組を放送していました。
人生の最期を、自宅で迎えたいと望む人たち。その人たちのために在宅緩和ケアを勤め、サポートをする民間の開業医を追ったものでしたが・・・。

夫に介護して貰うことに対して、ずっと心の中で重荷を感じていた寝たきりの老婦。
若くして余命を宣告された青年。両親の願う延命治療を受ける事無く限られた命を自身のブログに託す・・・。
身内の元で最期を迎えたいと望む老婦。家族に囲まれながら、その生涯を終える・・・。
そんな人々に、緩和ケア専門医が最後の最期まで向き合う姿。

オイラが強く実感したのは、
番組に登場している患者さんは皆、この放送が流れているこの時には、もうこの世にいない、と言うコト。
テレビカメラが、この事実を報道する時、
・・・ここまで人の生命 (いのち) に肉薄する時に、オイラ自身はどのように受け止めれば良いのでしょうか。

話しは少し変わりますが、この3月末まで放送されていた朝の連続テレビ小説。
その中でも、志半ばで不治の病に倒れる噺家の師匠のエピソードが描かれていました。
師匠の最期は、ドラマらしく演出されていましたが、その過程での 「死」 に対する恐れや哀しさもとても強く描かれていたように思います。
その道中は、決して 「陽気な事」 と呼べるモノではなかったのです。

しかし・・・、
ストーリーが進むに連れて、師匠に対して何故か安らぎを感じるようになりました。
弟子たちや近しい人たちに自分の思いを伝える、そして受けとめてもらえる。
その流れの中で、師匠の気持ちが段々に柔らかく感じられるようになったのです。

そして、話しを戻しますが、
特集番組での緩和ケア専門医と相対していた患者さんたちにも変化は見られていました。
最初に紹介した老婦、自分の家で入浴サービスを受け、亡くなる前の最後の誕生日に介護師の人とベッドの上でにこやかに座って写っていた写真。
患者本人の思いを尊重しようと努めたその家族・・・。
その心の変化こそ、緩和ケアの証であると感じます。
患者の体の痛みだけでなく、心の痛みを和らげる治療。

ホントにボキャブラリーが拙いオイラ・・・、月並みな表現しか出来ないのが悔しいんでしすけど。
「マスメディア」 という目が人の生命 (いのち) のさま・・・、人の 「生き」 「死に」 を映す時、それを観ているオイラ自身もいつかは迎える 「リアル」 なのだと、しっかりと心に刻んでいこうと思います。

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