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その時 将軍家定は・・・。

「ただ、悲しんでいる訳にはいかぬのだな・・・。」

 巨星堕つ
江戸幕府の重鎮、老中 「阿部伊勢守」 の病死は、彼を頼りとしていた篤姫の心にも大きな衝撃を与えました。

世はまさに、
幕府とアメリカとが下田条約を締結し、さらに通商条約への展開が取りざたされている動乱の時代。
風雲急を告げる日本の将来のため、
篤姫は赤心を以って将軍家定と対峙するコトを決意。
寝所にて、一橋慶喜公を次期将軍に擁立するよう、家定に願い出ますが・・・。

平岳大さん演じるその慶喜公は、切れ過ぎて捉え処のない印象を与える人物のようで。
「天下を執るコトほど、骨折りなコトはない・・・」
慶喜自身、時代のうねりとも言えるその恐れを、その肌で感じていたのでしょうか。

そして、
将軍家定自身も、老中阿部伊勢守が没したコトにより、ある意味窮地に立たされていたのです。
「いつまでも、うつけのままではおられぬようになってしもうた・・・。」

家定のその目には、ハッキリと時代の流れが映っていました。
国政機関であるはずの江戸幕府が迫り来る異国からの脅威に翻弄されている。
この時代、一体何が 「まとも」 で、何が 「まともでない」 のか・・・?
「傀儡将軍」 と呼ばれようとも、いずれ解体され行く運命の江戸幕府を、日本国を、その双肩に担ぐコトを拒み続けた家定。

「そなたに、何がわかる・・・」
孤独と恐怖・・・、常に命を脅かされ続け、260余年の栄華を誇った徳川将軍家の末路を歩む者として、その生涯を翻弄されてきた家定の魂の咆哮を・・・、
堺雅人さんが、まさに快演

今回のタイトル、よほどあのタイトルを付けようと思っていたのですが、まだ早い、とそう感じてしまったのも事実です。

家定は、篤姫よりも早世してしまうのですが、その山場はまだ残っているはず。
そしてそんな彼の本心を知ってしまった篤姫もまた・・・。
妻として女として、やはり直球勝負で、とことん家定と
向き合っていく覚悟を決めたようです。
・・・と言うか、演出の効果でしょうか? ごく最近まで、少女っぽかった篤姫の表情が、次第に 「女性の貌」 になってます・・・。(^_^;)

果たして、将軍後継者は? 日本の運命やいかに??
そして、
彷徨える家定の胸に、届くのか篤姫のその心・・・

大河の激流に 華 一輪 其の流れ行く先、いずこ…。
 
 

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コメント

昨日の「うつけ」には、ちょっと魅せられましたね。
たまにしか大河を見ませんが、だからこそ、時々見ると
面白いです。

民放で再放送中の「大奥」で、
篤姫を菅野美穂が演じていますが、
宮崎あおいちゃんのかもし出す
やわらかいけれど芯の強い静のお姫さま、
といった雰囲気とは全く異なる、
運命に揺れながらも自分の意志を決して失わない
動の強さを持ったお姫様です。

同じ人を描いているのに
それぞれに違って、とても楽しいです。

私たちは歴史上の人物に実際に会うことは出来ませんから
史実に自分たちの理想や人生を重ね、
ロマンや希望を持つのでしょうね。
楽しいですよね。

投稿: たがこし | 2008年6月 3日 (火) 23時28分

>たがこしさん

コメントありがとうございます。
境雅人さんは、 「新撰組!」 の時から注目していた
俳優さんでした。
あの独特の雰囲気は、味がありますよね~。(^_^;)

残念ながら民放の 「大奥」 は観たことがないのですが
たがこしさんのコメントで、観てみたくなりましたよ。

> 同じ人を描いているのに
> それぞれに違って、とても楽しいです。

同感です。
俳優さんの演じ方ひとつで、大きく印象が変わる場合も
ありますよね~~。

「大奥」 は、現在はこちらでは放送していないよう
ですが、チャンスがあればぜひ観てみたいです

投稿: 穀物。 | 2008年6月 4日 (水) 12時34分

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