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ルーキーズ の この人たち 特別編 (後篇)

 ~このドラマの暴力シーン~

さて、後篇です
最初の張本のエピソードで、説得を聞かない張本に対して思わず殴ってしまう川藤先生ですが、そのはずみで張本は窓を突き破って2階から落下してしまいます。
それが、川藤先生がニコガクに赴任してくるキッカケになった事件なんですけど、安仁屋がその事件を調べる過程で、張本のクラスメートでもあり安仁屋とも友人である末次との会話の中で。

安仁屋 「・・・ん? 生徒半殺しってそれかよ?」
末次   「2階から殴り落とされたんだ、死んでも不思議
      じゃなかった」

と言うようなくだりがあるんですけど。

そうなんですよね。
暴力によって、その人の人生を大きく狂わせるコトもあるし、命さえも奪うコトもあるんです。
また、他局での同時期の人気ドラマ、 「ごくせん」 でも、一流進学校の生徒が路上生活者や弱い立場の人を集団で襲撃するシーンが描かれていましたが・・・、確か 「世直し」 だとか 「社会のため」 と言う理由でその暴力は行われていたように記憶しています。

「ルーキーズ」 と 「ごくせん」 で描かれた 「暴力」 は、
それぞれがその性質も違うモノですが・・・。
勿論、どんな理由があろうとも
「暴力」 は 「暴力」 であり、許されるものではないと思います。

張本、そしてのちに登場した上坂と対峙した川藤先生の言葉に
「腹が立つなら、その拳で殴ればいいじゃないか。
それをそんなモノに頼るなんてどれだけ情けなくてカッコ悪いことか・・・」
と言うモノがあり、これは一見すれば 「暴力」 を勧めているかのように読み取られますが、そこからもう一段階、新庄に対しての 「握れば拳、啓けば掌たなごころ」 に繋げるコトができれば、また若菜に対しての
「腹が立ったら深呼吸」 に繋げるコトが出来れば、安易に 「暴力」 を振るうコトへの 「虚しさ」 や 「過ち」 などに辿り着くのだと思うのです・・・。

前篇で紹介した 「江夏 卓」 。ニコガクとの試合の最後、彼の振り上げたバットは、乱入しようとした目黒川高校の不良たちの暴力を制するために、バックネットに投げつけられたモノでした。
江夏・・・、彼もまた野球を愛しながらも、暴力と虚栄に彷徨っていたひとりだったのかも知れません・・・。

・・・しかし 
最終章では、その川藤先生が、かつて練習試合で田口浩正さんが演じる用賀第一高校の野球部顧問、国松を殴ってしまった事件が思わぬ波紋を呼び、ニコガク野球部が崖っぷちに立たされてしまいます。
「掌たなごころ」 を説いてきたはずの川藤先生が、愛する生徒たちを窮地に追い込むコトに・・・

 甲子園への道は、閉ざされてしまうのか? 
「暴力」と言う十字架を背負った川藤先生の、ニコガク野球部の運命は

 ドラマ 「ROOKIES」 (ルーキーズ)、
              今夜、ついに、ファイナル

 
 

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