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それぞれの親子 ・・・ 家族でつなぐ物語

 
さて、連続テレビ小説 「瞳」 、レビューの続きです。 (^_^;)

小池栄子さんが演じる、美紀恵。
ファイアンセだった今里から 「さよなら」 されて、頼れる人がいなくなったため、再び将太を育てるコトへの自信も失ってしまいます ・・・。

お母さんとの唯一の思い出であるタオルケットを握り締めベッドで悲しむ将太の姿を見て、瞳はある決意を。
 それは、 「フライング宣言」

本来、里親と実親は不用意なトラブルを避けるために、交流しないのが原則となっているのですが、瞳は将太のタオルケットを手に、美紀恵のトコロに行くのです。

 「お母さんじゃないとダメなんです。」
勝太郎や瞳では、将太に与えることが出来ないモノを
実の母親、美紀恵ならば与えることが出来る ・・・。
「養育家庭制度」 のルールを破ってまでも美紀恵と会い、将太と一緒に暮らすことを願った瞳。
そんな彼女の行動に心を動かされ、将太と暮らす気持ちになるコトが出来た美紀恵 ・・・。

一歩間違えば、里子将太の人生を狂わせる事態になっていたかも知れない ・・・。
瞳のフライングは、児童相談センターの若山からきつくたしなめられるのですが、実親の美紀恵からは、今後も瞳たち里親との交流を続けたい、との申し出が。

もしかしたら、里親と児童相談センター、そして実の親の三者がバランスよく交流を深め、互いにてを携えて、子どもの将来を、最優先に考えながら 「家族」 のあり方を模索していくのが理想なのかも。

わざわざ、
「フライング宣言」 をさせてからの瞳の行動。
そして、それに対する美紀恵の要望 ・・・、この展開は、ドラマ 「瞳」 から発せられた、現行の 「養育家庭制度」 に対しての何らかのメッセージのような気がしてなりません。

そしてドラマは、美紀恵の父 ・・・ 将太の祖父に当たる利男の出現で、また新しい展開に。

田中建さんが演じる利男 ・・・、離婚が原因で美紀恵との連絡を絶っていましたが、約20年ぶりの再会で、孫の将太、そして美紀恵の3人で故郷の伊豆大島で暮らす決意を固めます・・・。

勝太郎と百子、長屋のウメさんとその息子夫婦、
将太と美紀恵、美紀恵と利男・・・、そして、いまだ登場
していない瞳の父親と瞳。

このドラマは、さまざまな親子の模様を見せながら
「家族」 とは? そのあるべき姿とは? を問いかけているドラマなのかも知れません。

親子、夫婦、それぞれに様々な事情はあるのかと思いますが、大人たちの都合の陰で常に犠牲となっているのは、将太たちのように自分で決定権を持てない子どもたちであり、そこを掘り下げて行くコトこそが、 「養育家庭制度」 と言うテーマの核となるのだと思います。

措置解除 ・・・、里親である一本木家から離れ、本当の家族の元で暮らすことになる将太。

勝太郎、瞳、百子、友梨亜、明、そして月島の人たち ・・・、彼らは残された将太との時間をどんな風に過ごし、そしてどんな 「別れ」 になるのでしょうか。

連続テレビ小説 「瞳」
第16週 「さよなら将太」 、クライマックス間近です
 
 

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